飛鳥の歩み

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飛鳥の歩み 飛鳥の歩み

創立と基盤確立期
1968(昭和43)~
1990(平成2)年

国⼟開発が急ピッチで進⾏していた1968年、緑を重視した環境整備、いわゆる「ランドスケープアーキテクチュア」を⽇本社会で実現させるという志を⽴てた4⼈のメンバーが、株式会社⾶⿃の前⾝である⾶⿃⼯務店を創⽴しました。「⾶⿃」という名前は、環境整備という考え⽅が⼤陸から⽇本へ導⼊されたとされる「⾶⿃時代」が由来です。創⽴の2年後には造園⼯事を⽣業とする⾶⿃造園⼟⽊を組織。この2社で⾃分達の理想に向かって突き進むこととなります。

創業から10年が経つ頃には、官庁発注⼯事も直接受注契約ができるようになり、同業者からも認められる存在となりました。各種業界団体にも加⼊し、当社独⾃⼯法が業界誌に掲載されるなど施⼯実績も着実に増加。九州や四国に営業所を開設するなど、全国へと活動の範囲を広げていきました。また、難易度の⾼い⼯事の受注も増えていき、技術⼒の⾶⿃という評価を得ていきます。

  • 1968年

    12月

    「株式会社飛鳥工務店」 を東京都杉並区に登記
  • 1969年

    5月

    建設業登録 (知事)
  • 1970年

    9月

    造園工事の設計・施工を行う 「飛鳥造園土木株式会社」 を東京都中野区野方に設立
  • 1971年

    11月

    本社を移転 (東京都中野区野方1丁目内)
  • 1973年

    4月

    株式会社飛鳥工務店 長野営業所開設

    8月

    飛鳥工務店は建設大臣許可(一般: 建築、とび・土工、造園)取得

    12月

    飛鳥造園土木は建設大臣許可(一般: とび・土工、造園工事)取得
  • 1975年

    7月

    飛鳥工務店、名古屋営業所開設

    12月

    飛鳥工務店は建設大臣許可 (一般: 土工) 取得
  • 1976年

    10月

    飛鳥造園土木、名古屋営業所開設
  • 1977年

    12月

    飛鳥工務店本店・飛鳥造園土木本店を東京都中野区野方一丁目地内へ移転
  • 1978年

    4月

    飛鳥工務店、宇都宮営業所を開設 (現在の北関東営業所)

    4月

    法面の格子枠工法 (フリーリング法枠工法) 特許権出願
  • 1979年

    8月

    飛鳥工務店は建設大臣許可 (特定)取得

    12月

    飛鳥造園土木は建設大臣許可 (特定) 取得
  • 1981年

    2月

    飛鳥安全協力会発足

    4月

    セメントミルクによる法面保護工法 (ケミコン吹付工) 特許権出願

    3月

    飛鳥工務店、 熊本営業所を開設 (現在の九州支店)
  • 1985年

    9月

    15周年パーティー
  • 1986年

    2月

    飛鳥工務店、 静岡営業所を開設

    5月

    多摩ニュータウン施工
  • 1987年

    9月

    飛鳥従業員持株会発足
  • 1990年

    9月

    20周年パーティー
1971年4月 飛鳥造園施工第1号の公園

1971年4月
飛鳥造園施工第1号の公園

1971年 当時の本社事務所は畳店の2階

1971年
当時の本社事務所は畳店の2階

1974年 初のオリジナルカタログを作成

1974年
初のオリジナルカタログを作成

1977年 小規模林道危険地対策事業【ケミコン吹付工】

1977年
小規模林道危険地対策事業【ケミコン吹付工】

1977年 龍谷自動車道 法面保護工事【フリーリング法枠工】

1977年
龍谷自動車道 法面保護工事【フリーリング法枠工】

1977年 当時の本社事務所

1977年
当時の本社事務所

1980年 中央自動車道 法面保護工事 【フレーム法枠工】

1980年
中央自動車道 法面保護工事 【フレーム法枠工】

1985年に完成した平和の森公園工事。2018年に改修工事。

1985年に完成した平和の森公園工事。2018年に改修工事。

1986年 多摩ニュータウン施工前と施工後

1986年
多摩ニュータウン施工前と施工後

1990年 20周年パーティ

1990年
20周年パーティ

組織の拡大と充実
1991(平成3)~
2001(平成13)年

1991年のバブル経済崩壊により日本経済全体は構造的な不況に陥りました。そのような中、当社は不況対策の公共工事への予算増によって、その後数年にわたって好調な業績を維持しました。また株式公開を目指し、経営基盤の強化を図るため1995年に工務店と造園土木を合併。株式会社飛鳥と社名を改めて新たな一歩を踏み出します。30周年を迎えた2000年にIO9002認証の取得、ホームページの開設などを行い積極的な企業活動を展開しました。しかしながら、1998年に店頭公開の主幹事である山一證券株式会社が自主廃業。当社にも時間差で、バブル崩壊が顕著になり業績にも影響が見え始めました。

  • 1992年

    10月

    飛鳥工務店、高知営業所を開設 (現在の四国支店)

    11月

    自社ビルを建設し、飛鳥工務店・飛鳥造園の本社を移転する (中野区大和町1丁目内)
    飛鳥工務店、東京営業所を開設 (現在の東京支店)

    12月

    のり面の緑化工法(ストローマット吹付緑化工法)特許権出願
  • 1994年

    6月

    飛鳥造園土木、長野営業所を開設
  • 1995年

    8月

    飛鳥工務店と飛鳥造園土木が合併し商号を株式会社飛鳥に変更
  • 1998年

    8月

    株式会社飛鳥ホームページ開設
  • 2000年

    1月

    ISO9002: 1994認証取得

    10月

    株式会社飛鳥30周年記念誌発行

    10月

    30周年記念パーティー
1991年 千光前通り街づくり工事

1991年
千光前通り街づくり工事

1997年 「神田川四季の道」工事で歌碑を寄贈し、各新聞に掲載される

1997年
「神田川四季の道」工事で歌碑を寄贈し、各新聞に掲載される

1999年 環状七号線地下調整池付替道路設置工事立坑工事

1999年
環状七号線地下調整池付替道路設置工事立坑工事

1999年 渡ヶ島横山線災害防除工事【ロックボルト付法枠工】

1999年
渡ヶ島横山線災害防除工事【ロックボルト付法枠工】

1999年 世界初の総合型サーキットツインリンク茂木緑化工事【種子・厚層基材吹付工】

1999年
世界初の総合型サーキットツインリンク茂木緑化工事【種子・厚層基材吹付工】

経営健全化計画の推進
2002(平成14)~
2017(平成29)年

2002年に実施した営業拠点の縮小を手始めに、当社は経営健全化に向けた社内改革に着手しました。バブル経済崩壊後の建設業界での生き残りをかけ、社容を大幅に縮小して経営基盤の立て直しに注力します。その一方で、土木技術や社会環境の急速な変化に対応するため、新しい分野へのチャレンジは継続。2010年代には「環境保全」のための環境マネジメントシステムISO14001の認証を取得し、高い技術を必要とする地盤改良事業を開始します。また、建設・土木業界における人手不足を背景に国土交通省が2016年にIコンストラクションを推進すると、当社は同年からICT活用をスタート。ドローンやレーザースキャナーによる3次元測量などを順次導入していきました。

  • 2002年

    3月

    ISO9001:2000 認証取得
  • 2003年

    8月

    飛鳥経営健全化計画①策定

    12月

    獣類の侵入防止方法及び緑化構造物 (シカット緑化工法) 特許権出願
  • 2004年

    8月

    飛鳥経営健全化計画②策定
  • 2005年

    8月

    飛鳥経営健全化計画③策定
  • 2006年

    4月

    中野区立哲学堂公園の指定管理者になる(日本体育施設グループ) (現在も指定管理者)
  • 2008年

    12月

    産業廃棄物収集運搬業許可取得 (東京都及び埼玉県)
  • 2009年

    4月

    コーポレートステートメント 「明日の (あす)の香(かほ)りを産む環境整備が飛鳥 (あすか)の使命です」
  • 2010年

    9月

    40周年パーティー
  • 2012年

    6月

    既設インフラ老朽化対策事業開始
  • 2015年

    10月

    ISO14001:2004認証取得

    11月

    ISO9001:2000認証終了
  • 2016年

    11月

    ドローン事業開始
  • 2017年

    8月

    地盤改良事業開始
2012年 警察大学校等跡地地区(仮称)中央部防災公園整備工事

2012年
警察大学校等跡地地区(仮称)中央部防災公園整備工事

2012年 中野駅北口駅前広場及び東西連絡路整備工事

2012年
中野駅北口駅前広場及び東西連絡路整備工事

2016年 榛原川100崩復旧治山工事

2016年
榛原川100崩復旧治山工事

2017年 東雲名 地すべり対策(防災・安全交付金)工事

2017年
東雲名 地すべり対策(防災・安全交付金)工事

組織・事業の再構築
2018(平成30)年~現在

2011年に発生した「東日本大震災」を期に公共事業の重要性が再認識され、1994年以降減り続けていた公共工事への投資額が増加すると、当社の経営も徐々に回復してきました。2017年より取り組んできたドローンやレーザースキャナーによる3次元測量をさらに充実させ、ICT出来形管理・ICT機械施工など、BIM/CIMの事業化に向け取り組みを続けています。また、さらなる成長への布石として、人材育成や組織運営、人材採用、働く環境などの社内制度を見直し、多様な人材が活躍する強い組織づくりを推進。2021年に中期経営計画の中で新たな社是・社訓・企業姿勢を、2023年にパーパス「山を守る 街を守る 人を守る」を発表するなど、飛鳥は時代に合わせた変化と成長を続けています。

  • 2021年

    10月

    ISO14001:2015認証終了
  • 2023年

    5月

    新たなパーパス「山を守る 街を守る 人を守る」を策定した

    12月

    災害復旧工事 災害復旧工事

    12月

    「飛鳥55年史」発行
  • 2024年

    7月

    ロゴマークと社名の表記を変更

    10月

    治山対策事業 簡易法枠工 治山対策事業 簡易法枠工
  • 2025年

    4月

    関東防災支店を開設
2019年 復旧治山事業 緑化工工事 獣害対策

2019年
復旧治山事業 緑化工工事 獣害対策

2019年 中野区立広町みらい公園竣工

2019年
中野区立広町みらい公園竣工

2021年 砂防災害対策工事

2021年
砂防災害対策工事